アイルランドの歌


ヨーロッパの西の果てに浮かぶ緑豊かな島・アイルランドの音楽は、明治時代初期に日本にやってきました。
讃美歌の歌集に収録されていたそれらの曲は、今ではすっかり日本に馴染んでいます。
今回のコンサートでお聴き頂く音楽は、アイルランドの伝承歌です。
歌には言葉があります。
そこには、アイルランドの人々の生活や文化、考え方や感じ方が描かれています。
また、アイルランドの著名な詩人が書いた歌もあり、そう言う意味では文学でもあります。
それらの歌を聴きながら、日本とアイルランドに共通するものを自身の心で感じ取ってください。(奈加靖子さんからのメッセージ)

プロフィール

奈加靖子 なか やすこ (ボーカル&アイリッシュハープ)

Yasuko Naka

 

元宝塚歌劇団花組。退団後、舞台女優・ダンサーとして活躍する。

1994年よりボーカリストとしてライブ活動を行う。

1998年、子供の頃から慣れ親しんでいたアイルランド音楽を本格的に始める。その後、伝統的な歌唱法を学ぶために、アイルランドへ短期留学。アイリッシュハープ、アイリッシュダンスを学び始める。

2007年メジャーデビュー。

大使館での演奏をはじめ、病院、公共のイベント等などに多数出演する傍ら、アイルランドの魅力を伝えるコンサートを自ら企画及び出演。

2013年から岩手県大槌町へ復興支援ボランティアとして参加。仮設住宅などでハープの弾き語りを披露。

2015〜2017年3月伊勢神宮・奉納舞台にて、日本とアイルランドの国歌を独唱。

かつての吟遊詩人を思わせるアイリッシュハープを奏でながら歌うスタイルは、現在のアイルランドにおいても珍しい存在。最近ではアイルランド語での歌唱にも力を入れている。

日本ケルト協会会員。

ホームページ  www.yasukonaka.com


Impressions