遊牧民の手仕事とアフガニスタンの音楽

田井みずさんの遊牧民のラグのコレクション展に合わせ、アフガニスタン音楽のライブを開催。美しい手仕事に囲まれて、とても贅沢なひとときとなりました。

Profile

ちゃるぱーさ

「ちゃるぱーさ」はダリー語 で「ヤモリ」を意味する言葉で、ラバーブなど弦楽器担当の佐藤圭一とヴォーカル、パーカッション担当のやぎちさとによって 2007 年の初頭に結成されました。日本全国で 200 回以上のコンサートを行う他、カルザイ大統領来日時の大使館での演奏や、グルザマン師の日本公演でのサポートなど、アフガン音楽の紹介と普及に努めています。

 

佐藤圭一
ラバーブ、ウードなど多彩な撥弦楽器を奏る。各国の楽器と音楽理論を学び、おしゃれジプシィ、さとりやきに参加、楽曲を提供する。「ちゃるぱーさ」主宰。 http://k1info.blog101.fc2.com/

 

やぎちさと
「ちゃるぱーさ」では歌と太鼓を担当、その土地の言葉で歌われる歌はアフガニスタン大使のお墨付。 http://chevre.blog.shinobi.jp/

日本では殆ど紹介されることのないアフガニスタンの音楽。しかしそこには多民族国家ならではのバラエティに富んだ伝承音楽と、流動する文化に培われた芸術音楽、そしてSP レコードとラジオ放送によって全国に普及した大衆音楽がありました。

 

パシュトゥーン、タジク、ハザラ、ウズバキなど、様々な民族が織りなす多様な音楽を、20本ほどの弦が張られた皮張りの弦楽器ラバーブと、イランの打楽器トンバク、 現地の言葉による歌声でお届けします。

 

アフガニスタンは詩の文化の国です。子どもたちは幼い頃からいにしえの詩人たちが紡いだ言葉を習い覚え、それが彼らの精神的支柱となっていきます。千年以上前の詩人によって書かれた詩が現在も歌い継がれ多くの人に愛されている、それがアフガニスタンの文化的風土です。



Impressions

10月7日(土)世界音楽紀行 アフガニスタン音楽 (ギャラリーオアシスfecebookページより)
今回は、ちゃるぱーさをお迎えしての音楽会でした。いつもナビゲーターをしてくださる寺原太郎さんも演奏に出演され超豪華でしたね!!

しかも!ギャラリーの展示が遊牧民の絨毯展~民族の誇り~でしたから、演奏された佐藤圭一さんとやぎちさとさんも、大変喜んでくださり演奏もかなりの盛り上がりでした!

ちゃるぱーさの音楽は、リズミカルでしかも迫力があり、いつも魅了されますが、今回は超貴重な絨毯に囲まれたこともあり、演奏がとても楽しそうでした。絨毯コレクターの田井みずさんのトークも入り、遊牧民の世界に浸ったひと時でした。あーまたこんなコラボが実現したらいいなと思っております。
演奏してくださったやぎさん、佐藤さん、寺原さん、そしてベストを着て登場してくれたあきら君、ありがとうございました!

絨毯を惜しげもなく展示してくださっている田井さんも感謝申し上げます!

そしてたくさんのお客様、ご参加くださりありがとうございました!