思わず手拍子、思わずステップ!嬉しい楽しいアイリッシュ音楽

都賀のギャラリーオアシスで開催されている「世界音楽紀行」、第11回目はアイリッシュ音楽です。今回出演してくれたジョンジョンフェスティバルは、イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組。フィドル(バイオリン)と歌、ギター、それにアイルランドの太鼓、バウロンを使って奏でる音楽はリズムやグルーヴ、優しさ楽しさ、時に哀しさに満ちています。

Profile

イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組。
フィドル(バイオリン)と歌、ギター、それにアイルランドの太鼓、バウロンを使って奏でる音楽はリズムやグルーヴ、
優しさ楽しさ、時に哀しさに満ちている。
空気に触れて、呼吸を合わせてどこまでも高く登りつめ、 呼吸を整えてどこまでも静かにささやく音楽。
弾く人も聴く人も幸せにする、それがJohn John Festival。 結成2010年1月。
1st album『John John Festival』同年10月リリース。
2012年3月に2nd album『歌とチューン』をリリース。
2013年8月にシンガー笹倉慎介とのコラボレーションアルバム『trek trek』をリリース。
毎年末には青山CAYでの自主企画「JJF感謝祭」を開催。
森のカフェフェスinニセコ、Life is beautiful、東京蚤の市、 森道市場といった野外フェスにも多数出演。
2014年1月にはオーストラリアツアーを成功させる。
2014年6月から2年間の活動休止期間を経て、2016年より活動を再開。
2016年10月、世界最高峰のケルト音楽祭Celtic Coloursに出演。
11月、笹倉慎介プロデュースによるニューアルバムをリリース。

 



Impressions

ギャラリーオアシス Facebookより「世界の音楽紀行Vol.11 アイリッシュ音楽ライブ ご報告」 

杉浦恵(ギャラリーオアシス店長)


満席のお客様、寒い日でしたがたくさんのお越しありがとうございました!盛り上がり、拍手やまず、かなり延長して演奏してくださいましたが、「終わってほしくない!」いつまでも聴いていたい!というライブでした。ジョンジョンのみなさん、寺原太郎さん百合子さん、ありがとうございました!

たくさんのお客様のご感想を頂いております。代表してお二人のお客様の感想をご紹介させて頂きます。
 
お一人目
ジョンジョンフェスティバル最高でした!
アイルランドの音楽、日本と同じ島国であり、侵略の歴史もあるいは國の音楽、もの悲しい中にもリズミカルな足踏みしたくなるような、そんな音楽でした。
特にヴァイオリンに似たフィドルという楽器を弾くジョンさんの弦がきれてしまっても弾き続ける激しさに目を奪われました。あっという間の2時間で、最後は演奏者と観客が一体となってギヤラリーが割れんばかりでした。
たのしかったあ!

お二人目
自然体な3人が織りなすハーモニーは満席大拍手でした!
思わず、足踏みしたくなる店舗やしっとりカントリーロードを
思い出すような切ないメロディー。アイルランド民謡は
楽しいときは歌って踊って、悲しいときも歌って踊る。そんな国民性を感じました。
激しい『鳥の一生』では、トシバウロンさんの首がもげないかと
心配しました。(笑)
ジョン&アニーの歌は胸がキュンとする切ないハモリ。よかったです~。
ところどころに「はっ」と掛け声が入り、エネルギッシュな3人の情熱が身体中に伝わってきました。

来月は、5月27日(土)インド古典音楽 インドの伝統楽器サロードの奥深い音色日経カナダ人の名手、来日公演です!!
お楽しみに!!


Morikawa Akikoさんによるレポート(Facebook投稿より)

 

世界音楽紀行@ギャラリーオアシス、今月はアイリッシュ音楽ユニットのジョンジョンフェスティバルのご登場でした。

フィドル(バイオリン。アイリッシュ音楽ではこの呼び方)&歌担当のjohnさん、
ギター、ブズーキ(ギリシャの弦楽器)、ホイッスル、ピアノアコーディオン、歌担当のannieさん、
バウロンというアイルランド太鼓奏者のトシバウロンさん。

この3人が奏でる音楽は、全般的に終始ノリが良く陽気(たまにマイナー調も混ざりますが)に激しいものでした。
特に前半終盤、バウロン担当のトシバウロンさんは大汗をかきながら演奏終了され、その直後のMCで、
「え~では、このあともう1曲聴いて頂いた後に休憩を挟みたいと思います」
と、ゼイゼイされながら一言放ち、それにお客側は爆笑。
いやいや、休憩一番必要なのはトシバウロンさん、あなたですよ。的な(笑)。
この写真でも、トシバウロンさんだけぶれてますでしょ?(笑)。

いやいや、それくらい激しく、ノリ良く、情熱的な演奏であった訳です。
終盤ではみんな手拍子&アンコールも手拍子。

アイルランド音楽も基本楽譜はないらしく、その場のノリや流れで数曲くっつけて楽曲は演奏される事が多いらしく、
フィドルは見た目も形もバイオリンそのものなんですが、クラシックとの大きな違いは
「アイルランド音楽は装飾音符が手ぐせ感覚で自然な流れで沢山付いてくる」らしいです。
その点が、元々クラシック畑でバイオリンを演奏されてたjohnさんは当初驚かれたとか。

どれもこれも魅力的な演奏でしたが、個人的にはjohnさんの澄んでいながらどこか孤高な感じの歌声に魅せられました。

来月は5月下旬にインド音楽です。