インド、ラジャスタンから、砂漠の楽師たちが来日!歌と太鼓(ドーラク)をベースに、手漕ぎオルガンハルモニウム、カスタネットに似た木片を超絶技巧で演奏するカルタール、口琴モルチャンなど、伝統的な楽器を数多く披露してくれました。
◆マンガニヤール
パキスタンとの国境にある砂漠の街ジャイサルメール。そこに『カラカルコロニー』と呼ばれる小さな村がある。 カラカルとはアーティストの意。 アーティストが住む村。 そこを歩けば昼夜問わず、楽器の音や歌声が聴こえてくる。 彼らはマンガニヤールと呼ばれる民族で、音楽カーストとも呼ばれる。
◆ラジャスタニダンスとカルベリアダンスについて
どちらもラジャスタン州に伝わる民族舞踊。 共通するのは華やかな衣装で、いくつもの旋回をする踊りであるということ。力強いステップとしなやかな指の動きがひとつとなり、ラジャスタン特有の世界観が生まれる。 Rajasthani danceは子供からお年寄りまで、ラジャスタンの女性なら誰もが知っている踊り。 ほとんどは結婚式など祝いの場で披露されます。 Kalbelia danceは、カルベリア族=蛇遣い族の女性たちによって生まれた踊り。 コブラに見立てた黒い華やかな衣装を見に纏い、激しいステップとともに手先や上半身などで蛇を表現する。 ユネスコ無形文化遺産にも登録された今となってはラジャスタンを代表する踊り。
世界音楽紀行 ご報告 by ギャラリーオアシスStaff
ギャラリーオアシス 世界音楽紀行 ラジャスタン 砂漠の音楽とダンスが、5月12日(土)開催されました。今回も沢山のお客様お越しくださりありがとうございました! 遠いインドの北部ラジャスタンから奏者がいらしてくださった奏者お二人の沢大迫力の演奏。お二人は、パキスタンとの国境にある砂漠の街ジャイサルメールのカラカルコロニーと呼ばれる小さな村の出身。
カラカルとはアーティストの意で、 アーティストが住む村だそうです。 そこを歩けば昼夜問わず、楽器の音や歌声が聴こえてくる村。彼らはマンガニヤールと呼ばれる民族で、音楽カーストとも呼ばれるそうです。
そんな貴重な演奏が、オアシスにやってきました。
赤ちゃんから、4歳のお子様、小学生を含めて、老若男女が手をたたき、楽しみました!
また狭いスペースだったのにもかかわらず、マドゥさんがリズミカルな激しいダンスを披露してくださいました。衣装も金色に輝いてとても美しかったです。今回演奏してくださったラジャスタンの音楽は、フォークソングということでした。私の中にあるフォークソングの印象とは全く異なる音と演奏でした。今回は、アフガニスタン音楽の関係者もいらしていて、ダンスに参加されました。太郎さんも踊りました!!インドとアフガニスタンのコラボもとっても楽しかったです。この後も、まだラジャスタンのみなさんの日本ツアーは続きます。
ぜひ一度、生演奏を聴いてみてはいかがでしょうか?お勧めです!